こんにちは。弱小企業ながら、クレジット決済システムを3社導入し、使い分けたことで売上・経常利益を安定することに成功した中村です。
今現在日本にはいくつものクレジットカード決済システムがあります。その中でも「最も手軽」に使えるSquare(スクエア)というサービスを紹介します。
Squareの審査はかなり通りやすく、どのくらい通り安いか具体的にいうと、私が夜間にオンライン申し込みをした瞬間、審査通過のメールが届いたのです!
それでは早速、Squareとはどんなサービスを展開しているのか? Squareや他のカード決済サービスを導入した私だからわかるメリット・デメリット。他のサービスを利用していてヒヤッとした時にSquareに救われた話など、徹底解説していきます!
キャンペーンでカードリーダーが期間限定で実質無料!
そもそもSquareってどんな会社?サービスなの?
Square(スクエア)てどんな会社か気になりますよね。もしかしたらあなたはファイナルファンタジーなどで有名なSQUARE ENIXという会社の子会社?と思ってるかもしれませんが、全く関係ないです(苦笑)。
Squareとは、おそらくあなたも使ってる有名なSNSサービス「Twitter」のCEOであるジャック・ドーシー氏が立ち上げた会社です。
もちろんSNSとは違い、スマートフォンを使ったクレジットカードの決済サービスを専門とした会社で、アメリカでは躍進している企業の一つです。
スマートフォン使ったクレジットカード決済に必要な3種のアイテム
スマートフォンを使ったクレジットカード決済方法を、画像でわかりやすく伝えたいと思います。
あなたのスマートフォンを使ってSquareで決済するためには3つのアイテム(ツール)が必要です。
- スマートフォン(iOS・Androidどっちも可)
- 専用カードリーダー
- Squareの決済アプリ
以上です。
iOS・Androidどっちも可能
Squareの決済はiOSもしくはAndroidの端末があれば可能です。しかしあなたのスマホがiPhone7以降ならばイヤホンジャックがないので、変換プラグがさらに必要になります。変換プラグを使っても、もちろん問題なく使用可能です。
あなたが普段使っているスマホで決済できるので、従来大型店舗、有名チェーン店などで使われているCAT端末など大きな機械は全く必要ないので非常に手軽です。
専用のカードリーダー端末が安価で手に入る
上の画像がSquareのカードリーダーです。2019年3月26日にSquareは新しいカードリーダーを発売しました。右側のイヤホンジャックがついたものが旧型のカードリーダーで、左側がBluetoothを搭載した新型カードリーダーです。
価格は旧型が4,980円、新型が7,980円と新型の価格は高めの設定となりましたが、旧型に比べ新型は使い勝手がよくなり、さらには電子マネーにも今後対応する予定です。
差し込むだけでクレジットカードの情報が読み込まれ、Bluetoothであなたのスマートフォンに情報が流れます。こういった機械が苦手と言う方もいらっしゃると思いますが、全然簡単なので安心してください。
旧型のカードリーダーも差し込むだけでクレジットカード情報を読み取れるのは同じですが、イヤホンジャックに差し込んで使う必要があります。iPhoneの場合、6S以降はイヤホンジャックからLightningケーブルに変換するプラグが別途必要になります。
現在(2019年4月現在)は旧型も新型も発売されてます。どうせなら新型を使うことをおすすめします。
なお端末はiOS、AndroidのどちらのOSでも利用可能です。タブレット端末でも問題なく使えます。
初期投資で新しいカードリーダーの場合7,980円かかります。しかし期間限定でカードリーダーが実質無料になるキャンペーンもあるので、この機会に申し込まれたらいかがでしょうか?
Square専用のアプリで電卓のように決済が可能
アプリのダウンロードはもちろん無料です。使い方も電卓感覚で使えます。まずはカードリーダーを接続し、金額を入力し、クレジットカードを読み込むだけです。
その後、サインをいただく必要があります。基本指で書かなければならないので、ご年配の方は少し苦労されるようです。
なので、あらかじめスタイラスペンを1つ用意しておきましょう。指よりペンの方がお客様に喜ばれますよ。
レシートを発行するためのプリンターは別途必要
Squareを利用してカード決済をした時にレシートを出すには専用プリンタが必要です。プリンターはSquare公式サイトもしくはAmazonなどで購入できます。
ちなみに価格は送料無料39,800円です。結構な出費です。さらにはプリンタロール(2,980円)も必要となります。Amazonで購入する方が安いようです。
家庭用複合プリンタでレシート印刷可能か?
家庭用のプリンタでwifiで飛ばしてプリントできそうと思ってしまいますが、残念ながらできません。今後機会があればSquareに要求してみようかと思います。そうすればかなり使い勝手がよくなることでしょう。
プリンタがなくても電子レシートで代用可能!
私はプリンタを買う必要はほとんどないと思います。なぜなら、決済後にレシートの代わりになる電子レシートを、Squareのアプリから送信できるからです。
SMSでもEメールでもOKです。決済後に、電話番号もしくはメールアドレスから電子レシートをお客さまに届けることができますす。
私の場合全てのお客さまはこの方法でご理解いただいており、今の所全く問題ないです。
決済されたお客さまには、各クレジットカード会社から明細が届くはずなので、レシートはさほど意味はないと私は思ってます。
領収証が欲しいと言われた場合
もしあなたがお客さまから領収証を求められたら、あなたが普段から使用している領収証でオーケーです。100円ショップなどで売られているものでも全く問題ありません。
Squareを導入してわかったメリット
まずは実際私が使用して感じたメリットをお伝えします。
- とにかく審査が早い
- 固定料金は全て無料・決済手数料も安い
- カードリーダーが実質無料で手に入る
- カードリーダーの電池が保つ
- 入金手数料が無料
- 入金サイクルが早い
- 決済手数料が格安
- オンライン決済可能
- 継続課金・月額課金が可能
- 無店舗でも審査が通る
- 最悪オフラインでも決済できる
とにかく審査・結果が出るのが早い!しかも通りやすい!
Squareの最も大きなメリットはこれにつきます。オンライン上で申し込みますが、申し込んだ5分後には審査が完了します。よほどでない限り通ります。
Squareのライバルであり、類似サービスのAirPay、楽天Payは申し込みから審査が完了し、カード決済が可能になるまで一ヶ月ほどかかります。
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しかし、Squareならば最短即日で審査が通りカード決済が可能です。私のような個人事業主でもたった5分で審査が完了しました。
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Square社の戦略としてより多くの業種(個人業も含む)を網羅したいという明確な意図があるようです。
これは担当者からちらっと聞いたのですが、キャバクラなどの夜のお店でもうまくやれば審査は通る可能性はあるようです。なので小さな個人店舗や弁護士・司法書士などでも導入可能です。
なんて思い込みは捨てて、まずは申し込んでみてはいかがですか。もちろん無料です。
固定料金は全て無料!
クレジットカードを導入したいと思っても「固定費が高い、なんか大掛かりなシステムを導入しなければいけない」なんと考えてしまいますよね。
私もそうでした。商工会議所関係の仲間で居酒屋を経営している友人は月額1万円ほど、決済手数料は7%くらいと聞いていたので私のような弱小企業はクレジットカード決済導入なんて考えられませんでした。
しかしSquareは固定費などは全くかからないのです。無料です。
もう一度言いますが無料です。
月額固定費が0円とは思いもつきませんでした。あなたは今も昔からの付き合いのある業者からCAT端末で決済してるのですか?資金に余裕があるならば現状維持でいいのかもしれませんが(よくはないですけどね)、少しでも経費を削減するならばSquare導入を考えてみませんか?
カード決済ができずに逃していたお客様を取り込めた
Squareが行なった調査によると、22.9%の人が「カード払いができなかったので、購入を諦めたことがある」と話しています。
さらには32.3%の人が「クレジットカードを利用できなくてイライラした経験がある」ことも明らかになっています。

また、JCBの調査によると、消費者がクレジットカードを使う理由No.1が「ポイントやマイルが貯めやすいから」です。
つまり、「ポイントを貯めたいのに、クレジットカードを利用できないからあなたのお店で購入するのを諦めている。または、一度は購入したけれども、カードを使えないことでイライラされてリピーターになっていない」という状態のあなたのお客様が大勢いるということです。
私はSquareでカード決済を導入してから、自信を持って接客時に「カード決済もできますよ!」とお話ししてクロージングをバシバシ決めています。
そして、私の自意識過剰かもしれませんが、現金決済よりもカード決済の時の方が、お客様がニコニコしているように見受けられます。
決済時の手数料も安い!
Squareはクレジットカード決済業者の中でも最安値に近い手数料です。先ほど伝えた通り、私の地元仲間が経営する居酒屋では手数料が7%ほどかかっているようでした。
しかし、Squareはなんと決済手数料は3.25%〜(カードブランドによって異なるが最高でも3.95%)。居酒屋の店主が契約している業者の半額以下です。居酒屋店主はそれを聞いて早速Squareに乗り換えました(笑)。
そして、カード決済を導入したことによって、月間売り上げが17%ほど増加し、リピーターも増加しました。
カード決済を導入することでかかる手数料よりも、利益の方が大きいのでSquareでカードを導入してよかったなと思います。
これが、手数料7%だったら流石に厳しかったですが、Squareは3.25%〜という低手数料だったので非常に助かっています。
カードリーダーが実質無料で手に入る
先ほども伝えた通り、カードリーダーは実際7,980円の実費がかかります。しかし2019年4月現在キャンペーン中で、カードリーダーの在庫が有る限り、カードリーダー購入後、以下のの条件をクリアすればカードリーダー代金全額戻ってきます。(上の画像は旧型のカードリーダーです)
- 対象期間内にSquareに新規アカウント登録した方(∗1)
- 対象期間内にSquare公式オンラインショップでSquare Readerを通常販売価格(7,980円)で購入した方
- 対象期間にSquareに新規アカウント登録した時点から90日以内に審査に通過し、実際にSquare Readerを使ってサービス利用を開始された方(テスト決済を除く)(∗2)
- 適正なキャッシュバック申請を完了された方
簡単に言えば、Square公式オンラインショップでカードリーダーを購入し、1回でも実際に決済を行って、申請さえすれば全額キャッシュバックされるといういことです。簡単ですよね。
さらにSquareのカードリーダーの無料キャンペーン条件など、詳細を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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カードリーダーの電池保ちが良い(旧型カードリーダー)
追記:以下の内容は旧型カードリーダーを使用した体験談です
Squareのカードリーダーって意外と電池が持ちます。驚きです。もちろん使う頻度にもよりますが、1日に2、3度の使用頻度ならば1ヶ月くらい充電なしで保つと思います。
もしあなたが他の決済システムを使っていて、電池切れやシステムエラーなどでクレジットカード決済ができなくなったら、Squareの出番です。最後の砦になります。
実際私はAirPAYで決済しようとカードリーダーを取り出したところ、なんと電池切れ。慌てた私は(顔は平然とするよう努めた)ダメ元でSquareカードリーダーを私のiPhoneと接続。すると
おお!!つながった!!Squareスゲー!!!
と叫びたくなる衝動を必死にこらえて、何食わぬ顔でクレジットカード決済を完遂させたという体験でした。
一部メデイアで「Squareのカードリーダーのバッテリーに問題がある」「フル充電じゃなければ使えない」などというレビュー紹介を見ましたが、それは単に初期不良じゃないですかね。
Squareのカードリーダーの電池は保ちます。間違いないですね。私が実際体験したので。
これには根拠があります。Squareのカードリーダーには主電源がないのです。ということは基本的に使用時しかバッテリーを消耗しないのです。なるほど!という感じです。
入金手数料が無料
Squareはカードリーダーを使って決済した売上の入金(振込)手数料が銀行を問わず無料なのです。
ちなみに私の実店舗の隣の隣が郵便局なので、ゆうちょ銀行を頻繁に使用してますが、ゆうちょ銀行でも無料で入金してくれます。ありがたい限りですね。
金額の大小問わず無料
さらに言うと金額が少なくとも無料なのです。極端に言えば1円の売上でも入金可能なのです。とは言えども100円、200円程度の金額をクレジットカードで決済する日本人は少ないでしょう。
しかし現在日本政府がキャッシュレス決済を推し進めており、ポイント制度導入が検討されてるほどです。
またあなたのビジネスの地域が外国人が多い場合、少額でもクレジットカード決済を求められてもちっとも不思議ではありません。
そう考えると少額の売上の入金手数料が無料というのは非常に魅力的と言っていいと思います。
入金サイクルが早い
Squareの入金サイクルは比較的早い方だと思います。最も早いのは売上日の翌日入金です。しかしこれには条件があります。入金口座をみずほ銀行または三井住友銀行に指定する必要があります。
また売上日の翌日が祝日の場合は銀行の翌営業日になります。Squareを導入することによりキャッシュフローが大きく改善する可能性があります。
みずほ銀行・三井住友銀行以外の銀行の入金サイクルは以下のとおりになります。
少しわかりづらいかと思いますので解説します。木曜日から翌週水曜までの売上が翌週金曜に入金されるということです。最長で木曜の売上が8日後の翌週金曜に入金され、最短で水曜の売上は翌々日の金曜に入金されるというシステムです。
しかし金曜日が祝日の場合は銀行の翌営業日になるので注意してください。2019年でいうと5月3日(金)のみが祝日で、4月25日(木)〜5月1日(水)までの売上は5月7日(火)とかなりスパンが長くなってしまいますね。
オンライン決済が可能
Squareは基本的にカードリーダーを使用してのクレジットカード決済がメインなのですが、オンライン決済のサービスもあるのがとても便利です。私の場合ネットショップも運営してます。
Squareを導入する前までは、クレジットカード決済は佐川急便の代金引換システムを使っていたので、手数料が4%近くと結構な手数料を払ってました。
しかしSquareのオンライン決済の場合、カードリーダーを使用した決済の手数料と同じ3.25%(JCBは3.95%)です。Squareのパソコンの管理画面から相手に請求書を送ることができるので、代引システムを利用するより全然お得です。私はもちろん佐川の代引きから乗り換えました。
こんにちは。従業員3名の店舗とネットショップを運営する中村です。ネットショップを運営する上で気になるのは決済方法ですよね。これはお客さま側も気になっていることです。お客さま側から見れば、より高額な商品ほどクレジットカードの決済を望ま[…]
継続課金・月額課金が可能
業種によっては継続課金や月額課金ができるというのはかなりのメリットと言えます。例えばピアノ、習字、そろばん、茶道、生け花、スポーツジムなどの教室がそうです。
これらはほぼほぼ毎月月謝として決められた金額を払っていると思います。現状ピアノ教室、習字教室などでポピュラーな集金方法は、毎月決められた日に月謝袋にお金を入れて、子供に持って行かせると言う感じです。私の子供も同様です。
私の周りでは「子供にお金を持たせて歩かせる」ことに抵抗ある方が多いですね。親から目線では現金を持ち歩かせない集金方法が安心なのだと思います。
なのでSquareの継続課金システムはこれら、現金を持ち歩かせたくない子供の生徒を持つ親へ安心感を与えるのではないでしょうか。
しかし継続課金システムは手数料が若干3.75%(JCBは3.95%)と高くなります。現状の月謝袋システムより利益は減ってしまいますが、これを導入することよりあなたの教室・塾に新規生徒が1名追加できれば全然プラスになるはずです。
しかもクレジットカード支払いによりマイルなどのポイントを貯めてる人も増えてます。クレジットカードで自動支払いにした方が喜ぶ人も多いのは間違いないです。
月額課金のハードルが低い
現状、月額課金は水光熱費をはじめ、駐車場などの不動産の月極料、新聞代やあなたがいつも飲んでいるサプリ代などを月額課金にしている方は少なくないと思います。しかしお客さま側からみて、月額課金の手続きって結構面倒なんですよね。
月額課金専用ハガキに全ての情報を書き込んだうえ、引き落とし口座の印鑑を押し、さらにはその審査通過を待たなければなりません。最低でも1ヶ月はかかります。
それに比べSquareの月額課金システムはお客さまの手を煩わせることなくスムーズにできます。これは大きなメリットだと思います。
無店舗でも審査が通る
Squareは店舗を構えていなくても審査が通るというのが特徴的です。私の知人の出張マッサージの方が審査が通ったので驚きでした。これはありがたいですよね。他にもこんな業種の方も通ると思います。
- 出張マッサージ
- 便利屋
- 個人葬儀屋
- 個人タクシー
- 駐車場の地主
- コーチング料金
- セミナー代
- コンサルティング料金
- 個人家庭教師
- 個人旅行業
- 焼芋屋
- 屋台ラーメン
- 移動販売専門フード業者
などあげればきりがないほどです。もしあなたの業種が審査が通るか多少疑問に思ってもまずは申請することをおすすめします。Squareの守備範囲はあなたの想像以上だと思います。
最悪オフラインでも決済できる(旧型カードリーダー)
2018年12月6日ソフトバンクで全国的な通信障害が発生しました。午後2時前から午後6時くらいまでソフトバンクユーザー・Yモバイルユーザーが通信できない状態になったのです。
これって大問題でした。ソフトバンクユーザーである私はもちろん被害を受けました。そう、クレジットカード決済ができなくなったのです。
しかし私の頭に片隅に「そういえばSquareはオフラインでも決済できたような・・・
と浮かびました。調べたらすぐ「出来る」ということがわかりました。
その時はSquare持っていてよかったと、本当に胸をなでおろしました。
これが実際にオフラインでSquareのカードリーダーを繋げたときの画像です。iPhoneの上の方に「オフライン・スワイプのみ」と出てます。
これは「オフラインだけどカードをスワイプすれば決済できるよ」という意味です。素晴らしい!
通常はICチップ(上の画像でいう親指の上にある金色の四角い部分)を読み込ませるのですが、オフラインではこれが通用しません。
なのでカードをスワイプ(上の画像で言うと右から左にカードを差し抜き読み込ませる)させカード情報を読み込ませなければなりません。
こうすれば決済できます。いや正確にいうと仮決済段階です。オンラインになった時点で自動的に決済が完了する仕組みです。
なので仮決済が終わってもSquareのアプリを終了させないでください。
ほんとよくできてますね。私はSquareに救われました。通信障害など今後も起こってもおかしくはないです。Square1台持っていればあなたの安心度は増すことに間違いないと思います。
以上Squareに申し込んでみて私が感じたメリットを伝えました。こう考えると結構多いですね。私はかなり満足してます。
一方デメリットもあるのでそれについて次に伝えたいと思います。
Squareを導入してわかったデメリット
次にSquareを導入してデメリットだと感じたことについて伝えたいと思います。正直そんなデメリットと思った部分は感じないのですが強いて感じたことをあげてみます。
- QRコード決済に対応していない
- 分割・リボ払いに対応していない
- 決済手数料が他社サービスより若干高い
- 他社サービスより知名度が低い
- 商用以外は利用できない
QRコード決済に対応していない(新型カードリーダーは対応予定)
Squareのデメリットの一つとしてQRコード決済は一切対応できません(2019年3月h発売の新型カードリーダーは対応予定)。これは仕方ないです。しかし今後対応する可能性は高い気がします。世界ではキャッシュレスからカードレスに動いてるのです。
カードレスとはクレジットカードなしに決済できるシステム、つまりQRコード決済が典型的な例です。QRコード決済は基本的に専用のアプリを用いて、自身のクレジットカードの情報を登録するシステムです。結果的にはクレジットカード決済と変わりません。
近い将来SquareもQRコード決済に対応するのは間違いないかと思います。
分割・リボ払いに対応していない
これはSquareをはじめ、大多数のクレジットカード決済システムでは対応できないと思います。CAT端末などの大手企業が採用している、決済システムならば対応可能です。
もしあなたが私のような個人経営ならばCAT端末の導入はハードルが高いと思います。かなりの費用が必要になるでしょう。
一部メディアでは「お客さまに後からリボを提案すればいい」などとの裏技テクニック的な手段で切り抜ければ大丈夫的なセンテンスを見ましたが、私はそんなことお客さまには言えません。
Coiny(コイニー)だけが2回払い・リボ払い可能)
Squareをはじめとする携帯型カードリーダーを使用しての決済の中で唯一2回払い・リボ払いに対応しているのはCoiny(コイニー)だけです。しかしVISA・MasterCardに限ります。
Coinyとは簡単に紹介すると、PayPalの日本法人を立ち上げるのに参画した佐俣奈緒子氏が立ち上げた会社です。同氏が代表を務めてます。
他の取締役もマイクロソフトやGoogleの出身なので全然まともな会社なので安心です。分割決済を求められる業種ならばCoinyの導入も選択肢としてあった方がいいです。
こんにちは。複数のクレジットカード決済サービスを使い分けることで、自社の利益アップについて研究している自称「カードペイマスター」中村です。私はSquare、AirPAY、楽天ペイの3社と契約していてそれぞれのメリット・デメリ[…]
決済手数料が他者サービスより若干高い
![]() | ![]() | ![]() | |
VISA | 3.25% | 3.24% | 3.24% |
mastercard | 3.25% | 3.24% | 3.24% |
AMERICANEXPRESS | 3.25% | 3.24% | 3.24% |
JCB | 3.95% | 3.74% | 3.74% |
Diners Club | 3.25% | 3.74% | 3.74% |
DISCOVER | 3.25% | 3.74% | 3.74% |
上の表は現在私が契約しているクレジットカード決済会社3社のブランド別決済手数料です。ご覧の通り日本ではポピュラーなブランドであるJCBカードでの決済において、Squareは0.2%も高いのです。
これは大きいですね。私の場合はJCBカードを出されたら、AirPAYのカードリーダーで決済します(笑)。
こんにちは。AirPAYとAirPAY QRをはじめとするキャッシュレス決済を従業員わずか3名の弱小企業ながら、様々なキャッシュレス決済システムを使い分けビジネスを加速させている中村です。今回はリクルートが運営するサービス「[…]
一方Diners Club、DISCOVERにおいてはなんと0.5%もSquareの方が安いのです。しかし、Diners Clubはどちらかというと年会費が高いクレジットカードでないと、このブランドをつけることができないようなので、一般的じゃないです。
DISCOVERにおいては日本では発行されてません。もしかしたら外国人のお客さまならば持っている可能性があるという程度かと思います。
あなたがSquareを導入して、決済のときお客さまがこのどちらかのカードを出したらニヤッとしましょう(笑)。
他者サービスより知名度が低い
冒頭でも伝えましたが、SquareはアメリカにあるTwitter社の代表であるジャック・ドーシー氏が立ち上げた会社です。Twitter社と言えば有名なので、そう聞けば安心かと思います。
一方、私の契約している他2社はAirPAY(リクルート)、楽天ペイ(楽天)は誰もが知る日本の大企業なので、Squareに比べるとかなりの信頼性があります。
もちろん使い勝手などは我々ユーザー側からみればどれも全く安心して使うことができるのですが、お客さま側からみれば大事なクレジットカードを差し出すので
「スクエア?それってゲーム会社なんじゃないの?大丈夫なのかなあ・・・」
なんてことを考えてしまう可能性もあります。そこは少しデメリットかなとは感じてしまいます。
しかし私はSquareの決済前に
「当店は世界中で使われているSquareの決済システムを使用してますのでご安心ください。」
と一言付け加えてます。この一言だけでも何も言わないよりはるかに安心感が生まれます。これも付加価値だと思ってます。
以上が私が感じたデメリットですが、これらのデメリットを覆すほどのメリットの方がはるかに大きいと私は感じてます。
何よりもSquare導入後に売上が昨年対比118%と上がったことが証明してます。
商用以外は利用できない
Squareは商用以外利用できません。商用以外とはどんなものでしょうか。具体例をあげてみます。
- 自治会費の回収
- 商店会費の回収
- 趣味・サークルレベルでの代金回収
- 個人の売買決済
自治会費や商店会費の回収はだいたい地区の班長的な役割の方が回収してると思います。私も経験ありますが、これってかなり面倒です。しかし商用でないのでこれは不可です。
また趣味・サークルレベルでの材料費の回収なども不可となります。なので個人同士の売買も不可ですね(いないと思いますが。。。)。
サインレスができない
今時のクレジットカード決済はサインレスの場合が多いですよね。Squareのシステムもサインは必要なのです。
私が経験した中ではご年配のお客さまは、スマホ・タブレットに書くということが苦手というか慣れていないというか、苦労される方は少なくないです。こういったご面倒をかけてしまうのはやはりデメリットかなと思います。
しかし一方、「サインをする」という行為で安心する方もいらっしゃるのも事実です。サインすることでお客さまの記憶も記録も残るので安心されるのかもしれません。一概にデメリットにはならないのかもしれません。
また、先ほどもお伝えしたように、指でサインするよりもペンでサインをする方がお客様にとってやりやすかったり、衛生面でも安心できます。100均などですぐ購入できるので、1本用意しておくことをお勧めします。
デメリットをはるかに上回るSquareのメリットまとめ
今まで伝えてきたことをまとめたいと思います。
- Squareは審査が早い(最短即日)。カード決済サービスの中で最も手軽に導入できる
- Squareはカードリーダーが無料!しかし、期間・台数限定なので早めに申し込むべき
- Squareは最短で翌日、遅くとも10日以内には手数料無料で入金されるのでキャッシュフローが改善され、黒字倒産を防ぐことも可能
- Squareはオンライン決済・月額決済など独自のユニークなサービスがある
- SquareはQR決済、分割・リボ払いに対応していない
- Squareはブランドによっては決済手数料が高くなるのもあれば安くなるものもある
- よりうまく使うためには主要3社(AirPay、楽天Pay)と契約し、賢く使い分ける
私はSquareの導入をきっかけとして、カード決済・キャッシュレス決済への知識を広げ、自分のビジネスを拡大することに成功しました。
なのであなたにも、まずは審査が最短即日で完了し、カードリーダー端末が無料になるキャッシュバックキャンペーンもあるSquareを申し込み、カード決済を導入していただきたいです。
その後可能であれば、主要3社のうち残る2社のサービス(AirPay(リクルート)、楽天Pay(楽天))も併用しましょう。AirPay・楽天Payの方がJCBの手数料が0.2%ほど安く、少なくともSquareとAirPayの2つを組み合わせた方がより大きな利益を出せるからです。
AirPayや楽天Payの方が決済手数料が安かったりはしますが、この2社は審査が厳しかったり、カード決済が導入できるまで一ヶ月ほどかかったりします。なので、まずはSquareでいますぐカード決済をあなたのビジネスに組み込みましょう!