こんにちは。従業員3名の弱小個人経営の店舗ながら、複数のクレジット決済カードリーダーやモバイル決済を使いこなし、ビジネスを着実に加速させている中村です。
今回、当方に楽天カードリーダーをお持ちの方が、エラー表示になって困っているとのご相談をいただきましたので、そのことについて解説していきます。
SYSTEM TAMPEREDは長い間電源が入れないと表示される
ご相談内容は以下の通りです。
楽天のカードリーダーは長い間電源を入れないと、故障するらしいです。「SYSTEM TAMPERED」はおおまかにいうと故障の意味と捉えていいでしょう。
カードリーダーをうっかり落としてしまったりしてもこのような「SYSTEM TAMPERED」が表示されるようです。
このような場合、どうするのがベターでしょうか?相談者のB-Aさんはまず間違いなく「18,000円も払って新しく買い換えるのはかなり抵抗がある」と容易に想像できます。きっとあなたもそう思うでしょう。
そこで私はこの焼き鳥屋さんに次のようにアドバイスしました。
Square(スクエア)とAirPAY(エアペイ)へ申し込むべき
私は冒頭でも伝えた通り、複数のクレジットカード決済サービスおよびモバイル決済サービスを使い分けてます。
私が楽天ペイ以外に契約しているのがSquare(スクエア)とAirPAY(エアペイ)です。どちらも楽天ペイ同様、固定費0円なので安心して申し込んでいいと思います。
私が複数のカードリーダーを持つ理由の一つとして今回ご相談を受けたようなトラブルによる「リスク回避」です。複数のクレジットカード決済のカードリーダーを持っていれば、今回のようなトラブルに遭遇しても安心です。
Squareは審査が早く無料で導入できる
私が特におすすめするのがSquareです。間違いなく業界最速の審査です。審査の申し込みをして5分後には審査の結果が届きます。
あなたがカードリーダーが使えなくて困っているならばとりあえずSquareに申し込んでおけば最短4日程度でクレジットカード決済が可能です(JCBなどは時間がかかります)。
しかもカードリーダーが7,980円と楽天ペイに比べて格段に安い上に、カードリーダーキャッシュバックキャンペーンも実施してます(カードリーダー台数限定:2019年4月21日現在)。
キャッシュバックの基準も楽天ペイに比べハードルは低いので「0円導入」に最も近いサービスがSquareです。申し込んでおいて損は絶対ないと自信を持って言えます。
ちなみに2019年6月30日まで期間限定でなんと「決済手数料タダではじめようキャンペーン」をはじめました。Squareの予算がなくなり次第終了となるので早めに申し込んでおいた方がいいと思います。
AirPAYは完全無料で導入できる
私が契約しているもう一つのサービスAirPAYは完全無料で導入できます。審査さえ通ってしまえば、カードリーダー(20,000円相当)さえも無料です。
しかもQR決済も同時申し込みできるので、その審査も通ればLINE PAY、中国で最も利用されているAlipayなどのQR決済も導入可能です。
これはかなりあなたのビジネスにとって有益になる可能性があると思います。
AirPAYの審査が通ればあなたのビジネスが加速するでしょう。
AirPAYは審査期間が長く基準が厳しい
こう見るとかなりメリットがあるAirPAYですが、デメリットもあります。それは審査期間が長い上に基準が厳しいということです。
私は幸い真っ当なビジネスをしているので審査が通りましたが、それでも丸々1ヶ月かかりました。なのでそのくらいの期間は覚悟した方がいいでしょう。
その上審査基準が厳しいので「店舗を構えてない、水商売系」などの方はおそらく審査が通らないと思います。そのような方でも真っ当なビジネスをされている方も多いと思うのですが、AirPAYは基準が厳しいです。
しかしそのような方でもSqareは審査が通る可能性が高いのでぜひ申し込んでみてください。
SYSTEM TAMPEREDが出たときの対応は
SYSTEM TAMPEREDが出たときの対応は残念ながら、やはり新しいカードリーダーを購入するしかありません。これは楽天ペイだけでなく、AirPAYでも起こり得ることのようです。
その理由は楽天ペイ・AirPAYのカードリーダーの製造業者は同じだからです。したがって楽天ペイもAirPAYもどちらも起こり得ることなのです。
保証期間内ならば無償で交換可能?
あなたのカードリーダーが保証期間内ならば無償で交換できる可能性もあります。ちなみに楽天ペイに場合は1年のAirPAYの場合は6ヶ月の保証があるので、それ以内なら無償で交換できることでしょう。
しかし今回のようなSYSTEM TAMPEREDの場合はおそらく保証期間内であっても無償ではないかと思います。
楽天ペイではカードリーダーの保証期間について以下のようにありました。
初期不良以外の交換(修理)は受付できません
これはつまり一度でも使用していたらそれ以降の故障は有償になるということです。
AirPAYでは次のようでした。
カードリーダー到着月を含む6か月を経過した場合のお申し出は、代金を請求させていただいております。
また、下記でのご利用により故障してしまった場合は、代金を請求させていただく場合があります。
- 事故または故意の損傷、水没、温度の高い場所でのご利用
- 異物の混入、電気的ストレスなど、不適切なご利用
- その他安全な動作環境外でのご利用
- 弊社および製造元の承諾を得ないカードリーダーの修繕
これを見る限りやはりSYSTEM TAMPEREDのエラー表示の故障は無償で対応してくれることはなさそうです。
リスク対策は複数の会社のカードリーダーを持つべき
今回のご質問についての結論は、複数の会社のカードリーダーを持つことが必要です。株などの分散投資と同じだと思います。
リスクは分散させる、これはビジネスの鉄則ではないでしょうか。私はそれを知っていたので、大手の楽天ペイの他にSquareとAirPAYを導入したのです。
各社それぞれのメリット・デメリットがあるのでそれを徹底的に分析した上で私は使い分けてます。以下の記事が参考になるかと思います。
こんにちは。従業員3名の店舗を運営する個人事業主の中村です。私は現在リアル店舗の他にネットショップも運営してます。零細企業ながらそこそこアクセス集めて稼いでます。そんな零細企業だからかつてはクレジットカード決済などお金がかか[…]
今回のご相談者への最後の一言
楽天ペイのカードリーダーを改めて買う必要はないです。18、000円(おそらく送料も)かかるし。ならばまずSquareに申し込んだ方が早いです。