こんにちは。家族経営・従業員合計3名という最小クラスの店舗を運営する中村です。先日私の妻が美容室での支払いについてちょっとしたトラブルがありました。
簡単に言えば、クレジットカード決済ができなくて困ったということです。実は私の店舗は「最小クラス」であるのは本当であるものの、クレジットカード他、Suica、PASMOなどの電子マネーでの決済も可能なシステムを導入できたのです。
そこで今回、私のような最小クラスの店舗でもクレジットカード決済や電子マネーでの決済を導入する方法を紹介します。
クレジットカードが使えない店は敬遠される
さて、先ほどのトラブルの話の続きですが、妻は特にお気に入りの美容室があるわけでもなく、スマホで自分の条件に合う美容室を探していたようです。やっぱりホームページがあるお店はより信頼度が高くなると思います。
感じよさそうで価格もリーゾナブルな美容室のサイトを見つけ、車で15分程度のところということもあり、早速予約したようです。
実際に来店し待ち時間もほとんどなく、カット中は気さくに会話してくれたりなど感じもとてもよかったとのことです。
シャンプー・ドライヤー・セットなどすべて終わった後、美しく(?)してもらった姿を鏡で確認し、若干浮かれ気分でいざお会計という時にトラブルが起きました。
財布にお金が入ってないんです。
美して(?)もらったにもかかわらず、お会計ができないテンパった妻の狼狽ぶりは容易に想像できます(笑)。
とは言えども財布にはクレジットカードやPASMOは入ってるし、さらにはスマホも持っていたのでなんとかなりそうですよね。そこで妻は当然のごとくクレジットカードでの支払いを求めたのですが、
すいません、うちクレジットカードは扱ってないんですよ・・・
妻はマジ焦りました。iPhoneユーザーなのでApple PayやPASMOでの支払いもダメ元で聞いてみたのですが、やはりダメでした。
結局後で現金を持っていくということで話がまとまり、免許証のコピーを取られ、念書みたいなものを書かされかなり面倒なことになったようです。
妻はそんな恥ずかしい思いをしたので、その美容室の技術や価格などの面では非常に気に入ったようだったのですが、その美容室に予約することはありませんでした。
この美容室はクレジットカードで決済できなかったことで、顧客を失ったのですよね。美容室といえばリピーター作りが収益に大きく影響すると思います。
個人経営のお店が導入しやすいクレジット決済サービスはSquqre(スクエア)
今はクレジットカード支払いでポイントなどがつくことが多いのでクレジットカードで支払う人は間違いなく増えてると思います。そう確信したちっちゃな個人事業主の私もクレジットカード支払いを導入したのです。
私のような従業員3名のちっちゃな個人店舗で「クレジットカード決済導入なんてできるの?」と思うでしょ?
それができるのです。Square(スクエア)という決済サービスを導入することにより、私のような従業員3名の弱小企業であっても簡単にクレジット決済が可能になります。
しかも、比較的審査に通りやすいです。ちなみに私の場合、Squareの無料アカウント申し込み後わずか1時間ほどで審査が通りました。詳細は以下を参照してください。
こんにちは。従業員3名の個人事業を営む中村です。私の事業は寝具関係の小売の他、布団打ち直しサービスやクリーニングも行ってます。私の店舗の場合、実際お客さま宅へ訪問しやりとりするケースが90%以上です。訪問となると、決済は現金しか私の[…]
Square(スクエア)月々の固定費は0円
Square(スクエア)はiPhoneもしくはiPadまたはAndroidスマホがあれば固定費などは全くかかりません。かかるのはクレジットカードの決済手数料だけです(3.25%もしくは3.95%)。
初期費用としてかかるのはカードリーダーの代金4、980円です。しかし現在(2018年8月17日)サヨナラ現金キャンペーンというキャッシュバックキャンペーンをカードリーダー台数限定で行ってます。
Square審査通過後、Square公式サイトからカードリーダーを購入し、実際にカード決済を導入する必要があります。ちなみにSquareカードリーダーはAmazonやビックカメラなどでも購入できますが、キャッシュバックを受けるにはSquare公式サイトで購入した場合に限るので注意してください。
その後1回カードリーダーを使って決済すると、Squareよりキャッシュバックに関するメールが届き、手続きするという流れです。この制度を使えば無料で導入できるということです。これを使わない手はないですよね。
Suica・PASMOなど交通系の電子マネーの決済導入ならばAirPAY(エアペイ)
Square(スクエア)はクレジットカードは使えるものの、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーやiD、QUICPay、Apple Payには対応してません。
交通系電子マネーやApple Payなどの決済方法はチャージさえしておけば現金いらずで、支払いも早いので需要は高まってきてます。
しかし残念ながら2018年8月現在、Squareでは現在電子マネーには対応してません。
それじゃあ私たち小さな個人店舗では電子マネーは導入できないのかというと、大丈夫です。導入できます。
その決済サービスがAirPAY(エアペイ)です。
こんにちは。従業員3名の個人事業を営む中村です。私の事業は寝具関係の小売の他、布団打ち直しサービスやクリーニングも行ってます。私の店舗の場合、実際お客さま宅へ訪問しやりとりするケースが90%以上です。そういった環境から実際の店舗でな[…]
AirPayも月々の固定費は無料しかもカードリーダーも無料
AirPAY(エアペイ)もSquare(スクエア)と同様に月々の固定費は無料です。そしてなんと、Squareでは有料だった
カードリーダーも無料なのです!
これは大きいですよ!電子マネーまで使えるカードリーダーが無料なのはなんとも魅力的です。
カード決済手数料は業界最安値
さらにカード決済手数料は業界最安値の3.24%とSquareの3.25%をわずかながら下回っています。
JCBの支払いに関していえば、Squareは3.95%に対しAirPAYは3.74%と0.2%以上も下回っています。たかが0.2%ですが、これが100万以上の売上があったとすると2,000円以上利益に差が出ます。
審査に時間がかかる
そう考えると
AirPAYで決まりじゃん!!
と思うかもしれませんが、これだけのメリットがある反面、審査が厳しく時間もかかるのです。
まあ当たり前って言ったら当たり前ですよね(苦笑)。
iOS端末にしか対応していない
さらにはiPhoneもしくはiPadでしかカードリーダーは使えないのです。つまりAndroid端末では使えないのです。
もしあなたのスマホがAndroid端末なら、iPadを購入する必要がでてくるわけです。
実店舗があれば審査は通る(ホームページがあればなおよい)
審査が厳しいと言っても、まっとうな商売をしていて実店舗を構えているならばまず問題ないです。だって私のような従業員3人の弱小店舗でも審査が通ったので(苦笑)。
ただお店のホームページがあった方が通りやすいように思います。ホームページはお店のあらゆる画像を凝縮しているので、より信頼性が高まるに違いないでしょう。ホームページはあるに越したことはないですね。
個人経営の美容室におすすめのクレジット決済サービスはどちらか
これまでSquare(スクエア)とAirPAY(エアペイ)と二つのクレジット決済方法を伝えてきました。そこでこれらを比較してみました。
Square(スクエア) | AirPAY(エアペイ) | |
固定費 | 0円 | 0円 |
カードリーダー | 4,980円(キャッシュバックあり) | 無料 |
手数料 | 3.25%〜3.95% | 3.24%〜3.95% |
審査基準 | 比較的通りやすい | 厳しい |
対応OS | iOS・Android | iOSのみ |
電子マネー | 不可 | 可 |
これらを比較すると、美容室のような業態ならば、おすすめなのはどちらかといえばAirPAYです。その理由は美容室という商売は比較的に堅実な商売なので、AirPAYの審査に通りやすいと思うからです。
さらには手数料がSquareに比べわずかながらでも安いことも魅力の一つですよね。
また様々な支払い方法に対応している点でもSquareはかないません。さらには条件なしにカードリーダーが無料というのも嬉しい限りです。
審査に時間はかかると思いますが、時間待てるようならば美容室にはAirPAYをおすすめします。
しかし私も経験したのですが、すでに伝えた通りAirPAYの審査は厳しいですね。提出資料が多いので、一つでも足りないだけでも審査は滞ります。
そいうった点を考えて一番手っ取り早いのはSquareですね。またカードリーダーも小さくインターフェイスもわかりやすい点ではSquareが優れていると思います。Square一つあれば十分だと思いますよ。